2016年8月30日

9月のリトルアーティスト Little Artest at September 25

セサミの原画制作も、とうとう、最終週分に入りました。
なんとか、ここまで、やってきました。
後すこし、突っ走るのみ!です。
セサミの制作中、余裕がなく、
「9月過ぎたら、、、」
と、延期してもらうこと、何十件。
いろんな方にご迷惑おかけしています。

リトルアーティストも、回数を随分、減らしていて、すみません。
でも、9月は、開催が決定しました!

9月25日(日)
9:30〜11:30
西地区公民館 第3講座室
「モノトーン コラージュ」「モノトーン ペインティング」です。

普段、色に翻弄されて、物のトーンを見つけるのは、子供には、
とても、難しいことだと思います。
トーンというのは、簡単に言って、「色の濃さ」なのですが、
その濃さの違いを、自然な形で、触れながら、作品を作ろうと思います。

材料がやや足りなかったのですが、昨日の夜、ナノカと体験してみました。
まず、色紙を、濃い順に並べて、違いを理解します。
黒白グレーの3色しかないので、どうかと思ったけど、楽しそうです。
逆に、大人の発想は、いろのイメージにひきずられて、寂しい感じに、、、
2−3種類のグレーを用意しようと思っています。
あと、学年の大きな子には、新聞などの「変則グレー」も加えようと思います。
(どこの濃さの間に入るかな?)

後半は、数種類の濃さの墨で、絵を描こうと思っています。
(時間いっぱい使って、コラージュを、仕上げてもいいです)

すべての絵画は、「トーン」を操ることで、決まる!
というのは、デザイン学校時代の
ゲイの、売れっ子イラストレーターの先生の言葉です。

それは、デッサンなどの訓練で身についていくことなのですが、
子供達には、ただ、楽しんで、ちょっとずつ、
目を鍛えていってもらえたら、と思っています。

なので、冒頭で、「モノクロ写真」などの説明はしますが、
与えらえた材料で、自由に、遊んでもらえたら、と思います。

2016年8月29日

電車とバスのツアー Trip by train and bus

車は便利。
特に、九州のような、渋滞とは無縁の地域に住んでいると、
どこへでも、車で、出かけがち。

そんなある日、相方が、「バスのツアー旅行でもしたい」
と言いだした。
自分だけが、運転手のお出かけに、ちょっと疲れたのだろう。
(ビール飲みながら、旅行したい、という気持ちがほとんどだろうが)

ということで、私からの誕生日プレゼントは、日帰りツアー旅行にしようと
いろいろ調べてみたが、バスツアーで、家族で、佐世保から参加できるもの、
なんて、あまり、ない。
(元旅行会社勤務の相方は、結構、うるさい)

ということで、プラン変更。
佐世保駅から、大分駅までの、JRビジネスプランで、ビジネスホテルに泊まり、
そこから先を自由にした。
20分ほどで別府に行けるし、
温泉だらけだし、まわりに、いろんな観光施設もある。

朝は、手作りサンドイッチを持って、佐世保バススタート。
途中、名物「とりめし」の駅弁を手に入れ、4時間ほどの電車旅。
地図を片手に、バスと電車で、新しい街を歩く。

東筑軒と中央軒のとりめし食べ比べ
地面から、湯気の出る 鉄輪地区
朝ごはんは、ドトール(地元の喫茶店を狙うも、閉まってた)
鉄子 バンザイ
温泉までも、地元のバスで。帽子は「大分ハット」というレトロなお店で300円で購入。
別府温泉保養ランド
衝撃的な温泉でした。
さて、行き当たりばったりの徒歩旅行で頼りになるのが、観光案内所。
今回も、温泉へのバス乗り場を聞くのに、何度も立ち寄りました。
そこで、ナノカが見つけたのが、「ハーモニーランド」のパンフレット。
ずーっと、ながめていました。「あー、ハッピートレインってなんだろう」とか
つぶやきながら、、、、
 今回は、相方の慰安旅行であり、
予算的にも、エンターテイメント施設はなあ〜、ということもあり、
温泉2箇所めぐりに付き合わせてしまいましたが、
そりゃ、子供は、夢の国に行きたいよね〜。

温泉保養センターは、全国的にも珍しい、泥湯ですが、
「泥はイヤだ」と最初から言っていたナノカを、2日かけて説得して、
ようやく、2日目に行きましたが、衝撃的な温泉でした。
最初は、泥がつく〜と泣いていたけど、結局、
「もう1回、入ってもいいよ」と結構、ノリノリで、
「お肌ツルツル〜」と、美肌に満足そうでした。

整備されていないので、観光客が殺到、ということもないのが
かえって、この温泉施設を守っているのかな、と思うと、
温泉ファンとしては、 こうした温泉資源を、
大切にして欲しいなあ、と切に願うのでした。

我が家は、秘湯に目がなく(この間、山にまで登った)
その中でも、熊本の「すずめの湯」など、数カ所に匹敵するほどの
強烈な温泉には、なかなか、出会うことがなかったけれど、
今回は、大満足でした。
(すずめの湯は、震災で、道が寸断され、閉鎖されています。
復興に向けて、がんばっておられるようです)

ちなみに、1日目には、ミシュランで3つ星を取ったという「ひょうたん温泉」に
行きましたが、そちらは、良質なお湯の、ふつうの温泉でした。
(衝撃的な温泉に入りすぎて、感覚がおかしくなってるかもしれません)

2016年8月25日

なぞなぞのすきな女の子 riddle on the bus

あいかわらず、お迎えの後、なのかは、延々と話し続ける。
わたしは、聞き流すしか、防御策がない。
しかし、敵も、ただ独り言は絶対、イヤなので、あの手、この手を使って、
返事を引き出してみたり、反応させようとする。
帰り道、突然、クイズを出して、とムチャぶり。On way home she asked me to make riddle.
挑戦は、受けて立つ!即興で、ありがちなクイズを出してみる。I said, "outside green, inside red, it is like a ball. What's that?" she answered "Tomato" "Well. outside green. it has lots of seeds inside" "Watermelon?" "That's right."
出題してみて、わかったのだが、まだ、クイズに対する、固定概念がないのか、
全然、当たらない。 ヒントを足してやらないと、到底、答えに行き着かない感じだ。
しかし、気に入らなかったようだ。"Don't say lots of seeds. I don't need any hint!" "OK,,,"
間違っているが、なるほどねー、と思う答えを言う。"In the night, Good morning, in the morning, Good night. it stays in the sky. What's that?" "Goast?""Bat?"
でも、方向性が違うところに行っちゃってるので、やっぱり、ヒントを出す。怒られた。"It becomes round and half" "Moon?" "That's right" "No hint, please!"
あらたな楽しみを見つけたようだ。ああ、これ、毎日、要求されるな、、、"More, one more!" Well, she will ask me every day I am sure,,,,
ちなみに、2個目のクイズを出題する前に、「バナナ」と答えを言っていた。
質問もないのに、答えが決まってるのか?
でも、私も、頭の中で、「バナナ」と思ってたので、
「あなどれないな」と思った。

2016年8月23日

座布団生地 painting for cushion

チャコで描いて、油性ペンでなぞります。draw with chaco, then black pen.
下書きできあがり。色は「絵の具でつけたい」と言うので、she wanted to color with paints,
アクリル絵具で着色 so paint with Acrylic
もっと、お花、足しちゃおう❤️ add more floral patterns
ていねいに、塗り進め、、、paint one by one
座布団生地、できあがり。Fin.
パパの誕生日プレゼントに、
ナノカは、「座布団を、あげたい」と言っていたが、
私が忙しくて、仕上げられず。
当日は、引換券を作って、渡した。

まだ、私がミシンを出して、作る余裕はなさそうだが、
とりあえず、ナノカに、生地を作らせることにした。

パパのだと意識してか、緑や青など、寒色を多用して、
民族衣装のような、引き締まった、着色になっている。

Nanoka painted Daddy on the white clothes.
This will be cushion for his car. Birthday present.

2016年8月22日

ピクサー展 Pixar and so on

子どもにも、とっつきたすい展示でした
ニューヨーク時代、たぶん、メトロポリタン美術館だったと思うが
同じPixarの展覧会を見に行った。
アニメーションを専攻している生徒も多い学科だったので、
つきあった形だったが、そのアートの質の高さに、大きく感動して、
Pixarのファンになったものだ(とはいえ、とても、ささやかなファンだが)

この夏、長崎美術館に来ているのを知っていたので、行きたいと思ってたが、
忙しいし(ナノカと遊ぶことで、毎週末、埋まっている)
夏は終わりそうだし、もはや、難しいかなあ、、、と思っていた。
昨日は、相方の誕生日のお祝いで、パパの好きなことしよう、というと、
「長崎美術館でも、行こうか」と言いだした。
なんて、ラッキー!喜んで!

曲がりなりにも、ただいま、動く映像の仕事をしていることもあり、
とても、よい刺激になった。
ひとつのアニメーションの裏に、膨大なリサーチと、綿密な企画案と
遊び心、そして、途中で生み出される大量のアート。
一人で家にこもって、仕事をしていると、独りよがりになりがちだが、
こうして、研究心を忘れず、遊び心を忘れず、
作るもの同士との切磋琢磨をすることなど、
背筋がピンと伸びる思いをした。

ボリュームも、質も、文句なしの展示内容で、
気づいたら、なんと3時間も展示を見ていました。
よく、ナノカの忍耐力が持ったなあ〜。

2016年8月18日

木風小・工作教室にて Tシャツ Elementary school summer art class

上の小さなキャラクターと、下の大胆なプリント柄のバランスがオシャレ
宇宙飛行士が夢な男の子の作品
大胆なデザインを、ていねいに仕上げている。まだ、途中だけど、すでに、かっこいい。
布が足りなかったのもあるけど、かえって、塗りつぶしと布のバランスがかっこいい
貼り絵のようなフェルト作品。白地が生きて、シュールな感じに。
女の子の作品には珍しく、しっかりと全体を大胆にデザイン。
いろいろな材料を楽しく使っている。完成が楽しみ!
レディスもので、売れそう。
こちら、お裁縫初めての低学年さん。制服みたいな、ブルーのレースがオシャレ。
こちらも、低学年さん。ピンクとリボンで夢のお洋服実現!
バスケットTシャツ。力の入ってない感が、そのまま、デザインTシャツになりそう。
こちらもバスケットTシャツ。ゴールの網が力作!
エレベーターをデザインした、個性的な作品。
独自の世界観ですね。かっこいいー
1日目、デザイン、
2日目、制作
という形で、Tシャツを仕上げました。

針や糸を、初めて、使う子もいて、 また、
Tシャツに布を貼るために、型を取って、切って、布にあてて、線を引いて、
切って、そして、貼る、という一連の作業が、結構、大変だったけれど、
自分の作品を仕上げるという目的で、こんなにも、がんばれるんだなあ、と
小学生の集中力に感心しました。

そして、なにより、子供のデザインは、大胆で、力が入っておらず、
どこにもないデザインで、かっこいい。
何枚か、欲しくなるようなものもあり、
売ってくれ、と尋ねたら、「100万円なら」と言われて、撃沈しました。
そうね、プライスレスだもんね。

ナノカさま、絵本新作 Nanoka's new picture boo

前日、ミニ本を作っていた。「しゅぽぽ」ていいタイトルだなあ。
工作教室の講師を頼まれ、昨日、今日と、木風小学校でTシャツ作りをしている。
 昼には終わったので、いつもより早く、一緒に帰宅。
仕事をしていると、前日に作ったミニ本を持って、立っている。「大きめの絵本、作り直す?」と聞くと、すると言うので、作ってやった。
表紙
ジャニーズっぽい、王子様。
 むかし、あるところに、おうじさまが、すんでいました。おうじさまのかっている、うさぎがいました。
ちゃんと、お話が、つながっています。
いっしょにすんでいた おひめさまが、うさぎを、かわいがっていました。
少々、文字が乱れてるが、まだ、つながっている。
話が終わっちゃったので、絵のページがつづく。
おひめさまは、いつも、うさぎにみずを、あげていました。おしまい。

ずいぶん、つながった、おはなしを書けるようになりました。
あっさり、1冊仕上がって、うらやましいなあ〜。

2016年8月16日

すてきな暮らし in Kumamoto

牛も並ぶ、ミルクロード
白川水源
明神池
吉田城水汲み場
登山後、震災後の熊本の様子を、見に行くことにした。
いくつかの道が、復旧しておらず、迂回、迂回、としていくことにはなるが、
黒川方面から、高森に抜けて、阿蘇を走り、小国へ抜けることができた。
(ついでに、水源を巡って、水の味比べをしてみました)

山肌が崩落したところや、神社の鳥居が二つに割れているところ、
そして、ブルーシートをひいた屋根など、震災の爪痕は残されていたが、
同時に、レジャー施設は営業を始めていて(しかし、まだ、客足が戻っていない)
できるところから、日常を取り戻そうと、がんばっている姿が伝わってきた。
テレビの仕事が一段落したら、熊本の支援ポストカードも作りたいな、と
牛の写真を撮ってきた。
ここらの牛は、赤牛と言って、ベージュの色をして、かわいらしい。

小国で、宿をとったのだが、
その宿が、本当に素敵で、「こんな風に暮らしたいなあ」という
気持ちがふつふつと、湧いてきた。
「そのうち、できたら、いいね」「でも、今は、ムリ」と
日常に埋没して行って、結局、実現しないまま、普通の生活を
続けて行ってしまいがち。
でも、一つずつでも、思ったものに囲まれるよう、
暮らし方、変えていきたいなあ、と思った。
菊池の下駄屋さんを移築した、古民家。家の中は、おやじさんの手作りのステンドグラスと、手作り家具で埋め尽くされている。家の内装なども、自分たちで、手がける。
ウッドデッキでバーベキュー後、のんびり、風に揺られて、読書する。
離れのお風呂。
朝ごはんは、なんと釜戸炊き!
「あの、ご飯おいしかったなあ〜」と帰ってきてから言うナノカ。なぜ、それを、宿で言わぬ。